こんにちは、rianです。
今年は夜桜を見る機会が多かったなと改めて思います。
特に店の近所を流れる大江川には鯉のぼりが多く飾られ、ライトアップされた桜が水面に写る桜の中を泳ぐ鯉の群れがとても幻想的でした。
この美しい風景をシェアしたいと思い、スマホを取り出しましたが・・・。
なぜかピントが合いません!
地面に落としても水の中に落としても壊れなかったカメラ機能がタイミング悪くいう事を聞いてくれませんでした・・・(´;ω;`)
来年こそはシェアしたいと燃えたrianでした~( `ー´)キリッ
INOKOにはお客様のご要望に沿ってお作りするオーダーメイドジュエリーがあるのをご存知の方は多くいらっしゃると思います。
そこで本日は、お客様が思い描くデザインをより鮮明にイメージしやすくなるようにさっくりとですが加工のあれこれをご紹介していこうと思います!
今回は「仕上げ」についてです(*^▽^*)
ジュエリーの表面加工で当店では大きく分けて4パターンの仕上げをご用意しています。
1、鏡面仕上げ ジュエリーの表面を鏡のようにピカピカにする一番ポピュラーな仕上げです。
2、マット仕上げ その名の通り曇った印象がある仕上げです。いろんな呼び名があります。
3、ヘアライン仕上げ 表面を細かい線が緻密に連なったような印象の仕上げです。
4、あらめ仕上げ 細かい凸凹が特徴の仕上げ。厚みのあるジュエリーにお勧めです。
このように同じ地金でも仕上げによってその表情はさまざま!
次は金属の比較も兼ねてもう少し詳しくご紹介します(*^▽^*)
●鏡面仕上げ●
鏡のようにツルツルと光る仕上げです。
宝石の光や色味を反射してアイテムを輝いた印象にしてくれます。
また当店で制作する指輪ですと、しっとりとしたさわり心地も堪能できます。
●マット仕上げ●
地金:K18YG
地金:K18YG&Pt900 Share Ring
表面を曇らせ、柔らかな光の移ろいを感じさせてくれます。
別名梨地やサンドブラストとも呼びます。
私は石の艶と地金のコントラストがはっきりと浮き出るのでお気に入りの仕上げだったりします。
「マット仕上げ、ヘアライン仕上げ、あらめ仕上げは」鏡面仕上げをベースに加工を施します。
当店では鋼玉(ルビーの原石)を使って丁寧に仕上げ、マットな質感に仕上げます。
さらりとした質感のこの仕上げは彫りのアイテムに多く使われる仕上げです。
●あらめ仕上げ●
鎚目という別名があり、当店では指輪の表面を叩いて凹凸を出します。
艶があり、凹みや傷のない面と面がぶつかり合うことでこの様な小さな凹凸でも綺麗に仕上がります。
叩く道具が同じでも「弱く叩けば小さな面、強く叩けば大きな面」といった具合に凹凸を作っていくのですが、均一の大きさの凹凸を出すには道具を打つ角度や力加減など微調整が必要になってくるのです。
あらめはミラーボールのように細かい面が集合しているので光の反射が美しい仕上げになっています。
●ヘアライン仕上げ●
細かいシルクのような光沢が特徴のヘアライン仕上げは、やすりをかけることによって細やかな線を表現します。
上の3点の仕上げと比べると上品でシックな印象です。
肌なじみの良い仕上げなので控えめにジュエリーを身に着けたいという方におすすめです。
以上が当店の仕上げでございます。
比較アイテムにわかりやすく当店オリジナルの結婚指輪「Ailes」を使いましたがいかがでしょうか?
店頭で直に比較して頂くことも可能です\(^_^)/
指輪でしたら直に肌に触れる機会が多いアイテムですので、ぜひそれぞれの仕上げのさわり心地やデザインを比べて頂きたいです。
次回は「飾り」についてご紹介していこうと思っております!
宝石の枠や指輪のアクセントに細やかな丸が連なっていたり、様々な装飾がありますよね。
装飾の歴史や特徴、意味が込められた技法がいくつかありますので次回もお客様のお役に立てるような情報を仕入れてまいります!(‘ω’)ノ
以上「加工のこぼれ話・仕上げ編」でした!
エンジェリーいのこ
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